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青森の小学校ではスキー授業がある!スキー用具をお得に準備する方法

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雪国の小学校に通ったことのない方々は初めて知ることかもしれませんが、青森や北海道などの雪国の小学校では冬の体育の授業に、スキー授業があります。(場所によってはスケートのところもあります)

しかも、授業で使うこのスキー用具は、各家庭で用意をしなければならないのです。

私は、4年前に夫の転勤で青森に引っ越して来ましたが、自分自身も北海道の小学校に通っていた経験から、青森でもスキー授業があるだろうことはわかっていました。

娘が幼稚園の時に住んでいた北海道の釧路では、小学校でスケートの授業があるということで、用具を一式、各家庭で用意しなくてはならないということを知っていました。

釧路では幼稚園でもスケートをさせて貰える機会があり、その時はおさがりをお借りすることができたのですが、青森ではそれが難しかったので、スキー用具を準備する際にはどうすればお得に用意できるかわからずとても困りました。

授業以外に家族でスキーに行く機会がある場合や、兄弟姉妹がいるのであれば、購入するのも良いと思いますが、すぐにサイズアウトしてしまう子供のスキー用具一式を購入するのは迷います。

用具を一式(スキー板、ストック、スキー靴)は商品によりますが、購入するとなるとおよそ3万円ほどかかるのです。(その他にスキーウェアやスキー手袋と帽子購入も必要

子供用のジュニアスキーは2~3年ほどでサイズアウトしてしまいます。
実際、私自身も小学校の時にサイズアウトのため2回購入してもらいました。

青森市では1学年で10時間ほどしかないスキー授業のために、この金額を出すのは厳しい!!

しかも我が家のような転勤族の家庭では、いつ転勤があるかもわからず、買い替えた翌年に雪国ではない地域への転勤もあり得ることや、荷物を増やしたくないということもあります。

様々しらべてみたところ、購入せずに少しでもお得に準備する方法としては

  • シーズンレンタルを利用する
  • リサイクルショップで安く購入する
  • 知り合いからおさがりをもらう
  • 小学校のバザーを利用する(※)

の4つの手段です。

(※)4つ目の小学校のバザーは、学校により開催がある場合とない場合もあります。
娘が通っている小学校では夏から秋にかけて1度だけバザーがあり、スキー用具なども出品されていました。

この記事では、それぞれのメリット・デメリット、注意点をご紹介いたします。

青森の冬を4回経験した私のおすすめは、ずばりレンタルです!!

準備がギリギリになってしまうと、選択肢が少なくなってしまいとても焦ってしまうため、この記事を読んで早めに準備して貰えたら嬉しいです。

ユッフィ

早めに準備できれば安心!スキー授業の備えはこれでバッチリです!

青森の小学校のスキー授業に必要なスキーのレンタル方法

青森の小学校ではお正月明けから、スキーの授業が始まります。

大型のブルドーザーで除雪された大量の雪が校庭に積み上げられ、先生や職員の皆さんがきれいに整備をして下さり、スロープを作ってくれるので登ったり滑ったりの練習ができます。

青森市では2つの方法で、スキーのシーズンレンタルを利用することができます。

小学生が対象のものと、大人向け(身長で判断)の2通りがあり、スポーツショップやスキー場から、秋頃から翌年3月までの間、有料で借りる事ができるのです。

本当にこれは有り難いです。

スポーツショップでシーズンレンタルする

10月初旬からスポーツショップでのシーズンレンタルは始まります。

青森市のスポーツショップで、スキーのシーズンレンタルをやってくれているのは、イシダスポーツさんです。

イシダスポーツさんのシーズンレンタルの内容

  1. スキー、ストック、スキー靴(不織布のバッグ付)のセット
  2. スキー板はワックス加工とエッジの研磨済になっている
  3. レンタル期間が始まったら直接店舗へ行く(先着順)
  4. 申込後のキャンセルはできない

ネームラベルは自分で作成して貼付する必要があります
(学校からすべての用具に記名するように言われます)

スキーとストックを一緒に持つためのキャリーバンドは別で購入が必要

私が小学生の頃の時代には、スキーとストックをすっぽり入れられるケースがあったのですが、今はバンドで2か所だけ留めるタイプなんですね。

イシダスポーツさんのシーズンレンタルのスキーセットは数量限定となっているため、レンタルが始まったらすぐに直接店舗へ行く必要があります。
スキー板はあるけど、スキー靴のサイズの在庫がなくて借りられないということもあり得るからです。(1年目はそのパターンでした)

レンタルの際に必要なお子さんの情報
  • 身長
  • 体重
  • 年齢
  • 足のサイズ
  • スキー技術のレベル(初級・中級・上級)

子どもが店員さんとサイズ確認している間、店舗で申込書に記入をします。

ユッフィ

2021年~2022年のシーズンレンタルは、2021年10月1日から始まった様です。

レンタル料金(2021年~2022年シーズンの例)

貸出期間料金
レギュラー10月1日~3月7日7,500円
(税込)
春スキー10月1日~4月11日9,100円
(税込)

※10月1日に借りに行かなければならないのではなく、10月1日からレンタルが開始しているという意味です。(数量限定なので早めに行くのがおススメ)

スキー授業が終わるまで小学校に保管して、期間内に返却すればOKです!

但し、10月の初めに一式(スキー板、スキー靴、ストック)を借りてくるので、スキー授業が始まるお正月明けまでは、我が家はアパートの狭い玄関に保管しておかねばならないのがちょっとだけネックでした。

注意事項

必ず本人(お子さん)が保護者の方と一緒に行く必要があります。サイズ確認のためです。

身長や体重によっては大人用サイズになり料金も大人料金が必要となる場合もあります。

2020年に借りた時は、支払いは現金のみでした。(現在もキャッシュレスには対応していないかもしれません)

※2021年~2022年のシーズンレンタルは終了しています。

アクセス

店舗名株式会社イシダスポーツ
住所青森市栄町1-4-2
電話017-741-0544
営業時間10:00~19:00
定休日毎週火曜日
公式サイトhttps://www.ishida-sports.co.jp/

スキー場でシーズンレンタルする

青森市にはモヤヒルズというスキー場があります。

青森市街地から車で30分ほどの距離なのにパウダースノーを味わえるらしく、駐車場のすぐ目の前がゲレンデという最高のスキー場です。

こちらのスキー場でもスキーのシーズンレンタルをやっていることは、なんとなく知っていたのですがちゃんと調べなかったので利用して来ませんでした。

ですが、今シーズンはこちらの​​​モヤヒルズのシーズンレンタルを初めて利用しました。

モヤヒルズのシーズンレンタルの主な内容

  • スキー、ストック、スキー靴(ブーツバッグ付)をセットで貸してもらえる
  • スキーとストックを一緒に持つためのキャリーバンドも付いている
  • すべての用具にネームラベルを付けて貸与してくれる
  • 電話予約とWeb予約の2通りの予約方法がある
  • 事前に予約をし、指定の日にちに引き取りに行く
  • 引き渡し日まではキャンセルができる
    (引き渡し日の翌日からキャンセル料がかかる)

スキー板にワックス加工はされていないのでワックス塗布の必要があります

案内に「ワックスは塗っていないので会場で特別価格にて販売予定」と書いてありましたが、引き渡しの会場で気づくことができず、スポーツショップでワックス購入しました。

スティックタイプのワックスを購入しましたが、とても使いやすく高学年の子どもなら慣れれば一人でも塗ることができると思います。

レンタルを申し込む際に必要な情報
  • 氏名(漢字)
  • 身長
  • 体重
  • 靴のサイズ
  • 年齢
  • 住所
  • 連絡先
ユッフィ

小学生だけでなく大人の方もシーズンレンタルできます!

予約受付期間と引き渡し日(2021年~2022年シーズンの例)

電話予約受付期間9月11日~11月14日
Web予約受付期間10月15日~11月14日
引き渡し日時間
12月5日①10:00~12:00
②12:00~14:00
③14:00~16:00
12月12日①10:00~12:00
②12:00~14:00
③14:00~16:00

予約は早くから始まりますが、引き渡しの日にちは12月の2日間のみで、指定された時間内の希望の時間帯にモヤヒルズに直接引き取りに行きます。
(申込みの時点で希望の日時を伝えます)

引き渡しの際に、申込用紙に記入・印鑑が必要とのことでしたが確認だけで、印鑑も使いませんでしたが念のために持参した方が良さそうです。

ユッフィ

電話予約が始まるのが早かったので、電話予約を利用しました。
システムメンテナンスのため、Web予約は10月15日からでした。

レンタル料金(2021年~2022年シーズンの例)

貸出期間料金
(小学生)
料金
(大人)
~2022年3月末日7,500円
(税込)
10,000円
(税込)

現金支払いだけかと思っていたのですが、PayPayを使うことができました!

こちらもスキー授業が終わるまで小学校に保管して、期間内に返却すればOKです!

スキー一式の引き渡しは12月なので、自宅での保管期間も短いのがとても有難かったです。

小学生に限らず、大人の方もご自分用にシーズンレンタルしに来られている方もいらっしゃいました。

キャンセル料金

引き渡し日2回目の翌日、12月13日以降にキャンセルされた場合は、キャンセル料として3,000円がかかるそうです。

但し、受け渡し以前のキャンセルは可能です。

ユッフィ

もし万が一、引き渡し前に転勤の辞令が出たとしてもキャンセル料がかからないというのは、転勤族の人にとってはとても助かります。

注意事項

必ず本人(お子さん)が保護者の方と一緒に行く必要があります。サイズ確認のためです。

小学生でも、身長や体重によっては大人用セットになる場合があります。

実際に、娘は身長と体重から大人用セットとなりました。

ユッフィ

12月に入ってから、モヤヒルズの方からお電話を頂き、大人用セットに変更した方が安全であることの説明と、同意の確認がありました。

私はスキーのサイズのことは素人で分からないので、毎年同じように小学生でも身長の大きなお子さんのサイズを確認されている職員の方が、できたらサイズ変更した方が安全だとおっしゃるので、お任せするのが安心だと思い大人用セットにして頂きました。

※2021年~2022年のシーズンレンタルは終了しています。

アクセス

施設名モヤヒルズ
住所青森市雲谷字梨野木63
電話017-764-1110
営業時間9:00~21:00
(新型コロナウイルス感染拡大防止のため2022年2月1日~2月28日休業)
公式サイトhttp://www.moyahills.jp/

リサイクルショップで安く購入する

娘が1年生の時、シーズンレンタルのお知らせが小学校を通して届いた時には、既にスポーツショップのシーズンレンタルではスキー靴のサイズが合う物がなく、借りることができませんでした。

青森市に引っ越して初めて迎える冬だったので、もっと早くから知りたかったのですが、身近にそういうものがあることを教えてくれる親しいママ友もまだもいませんでした。

結局、シーズンレンタルができず困り果て、ダメモトでリサイクルショップに行ってみたところ、何とかスキーとストックとスキー靴をバラバラで揃えることができて、スキー授業に備えることができました。

リサイクルショップで購入する場合、以下のことに気を付けてください。

  • セット売りはされていない
  • サイズが合う物が売られているとは限らない
  • 別途、スキー板の金具の調整やワックス塗布が必要
    ※金具の調整はスポーツショップでやってもらうのが安心
  • スキーとストックを運ぶためのキャリーバンド、スキー靴を入れるバッグの購入が必要

購入する場合のサイズの目安(中古・新品どちらも)

  • スキー板の長さの目安
    (身長が110cm以上の場合、身長ー10~0cm=スキー板の長さ)
  • スキー靴の大きさの目安
    (普段履いている靴のサイズより、0.5cm~1.0cm大き目のサイズ)
  • ストックの長さ目安
    (持った状態でヒジが上に軽く曲がる程度=ヒジの角度が80°くらい)

スポーツショップでスキーの金具とスキー靴が合うように調整と、ワックス塗布を有料でしてもらいました。

子供(キッズ)サイズということもあり、1,100円でやって頂くことができました。
スキー場で借りたスキーのワックス塗布をお願いしようと、同じスポーツショップに問い合わせしたところ、大人サイズ(小学生が使うとは話していない)の場合は5,000円ほどかかりますと言われました。

バラバラで購入したスキー用具は全部で3,000円ほど。
その他にキャリーバンドが800円、金具調整等で1,100円。
スキー靴を入れるバッグも必要ですが、百均の簡易バッグ等でも大丈夫です。(スポーツショップでレンタルした場合、不織布バッグでした)
合計で約5,000円ほどかかりました。

知り合いからおさがりをもらう

青森に引っ越した年の冬は、まだ親しいママ友がいませんでした。

そういったことから、色々な情報を教えてもらうにはこちらから声をかけて教えてもらわなくてはならないのですが、なかなかそういった機会がありませんでした。

音楽教室に通っていたので、ママ友はいましたが子供が同世代ということもあり、おさがりを頂けるというのは難しかったです。

年の離れた先輩ママさんとも知り合いましたが、お子さんは既に大学生。

そうなるとおさがりを頂くにはだいぶ年季が入っているということで、先方の方が遠慮されたためこちらも叶わず。

それ以外には少子高齢化の影響もあり、お子さんが少なくお孫さんが娘と同世代だったりするので、おさがりはなかなか機会がありませんでした。

ママ友のお子さんに年の離れた兄弟がいる場合は、おさがりを譲って頂ける機会があるかもしれませんが、転勤族は転勤した年はそこまで親しくなれるママ友がいないなど難しい可能性が大きいです。

小学校のバザーを利用する

小学校によってはバザーをやっている学校、やっていない学校もあると思います。

娘の小学校は、例年だと小学校の夏祭りの日にバザーをやるのですが、ここ2年は夏祭りが中止になってしまったため、今年度は秋に別途バザーの日を設けて頂けました。

その中で少数でしたが、スキー、ストック、スキー靴なども出品されていました。

値段は200円程度とかなりの破格です!

サイズが合えば一番お得に準備することができますね。

児童数のわりにスキーがバザーに出される数が少ない印象でした。
セット販売ではないようなので、これもバラバラでサイズが合う物を探さないといけないので、リサイクルショップで購入するのと同じ感覚です。
でも、値段がかなり破格です!!

まとめ | 転勤族はレンタルスキーでも充分!

青森市の小学校では4年生からは、モヤヒルズでのスキー授業があります。

ですが、2022年は残念ながら新型コロナウイルス感染拡大防止のため、モヤヒルズが2月いっぱい休業となってしまったことや、小学校での授業もクラスごとの開催になるなど、密にならない授業に変わってしまい、スキー場での授業が中止となりました。

校庭でのスキー授業は例年通り全学年でクラスごとに開催しています。

青森が地元の方や、ご家族皆さんでスキーやスノボによく行くお子さんは、スポーツショップで自分のスキーセットを購入されているようです。

ユッフィ

転勤族の我が家は、スキー場にも行くこともなく、いつ転勤の辞令があるかもわからないので、毎年のシーズンレンタルでも充分です。

自宅の南側の窓から、夜はモヤヒルズのナイターの灯りが見えるのですが、2月いっぱいそれが見られないのも寂しいです。