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冬の雪国で子どもが室内で体を動かして遊べる施設(函館編)

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先日、冬の雪国でも子どもが室内で体を動かして遊べる施設の釧路編をご紹介しました。

雪国・青森や北海道では小学生の運動不足、特に冬の運動不足がとても問題になっています。

運動不足になるということは、それだけ肥満率も高く、運動をしていない代わりに何をしているかというと、ゲームなどをする時間がとても長くなっているということのようです。

雪国北国の冬は雪に閉ざされ、雪が多くない地域でも外で遊ぶには気温が低すぎて、長時間遊ぶのはとても厳しいです。

「雪遊びができて楽しそう!」と思われるかもしれませんが、毎日毎日雪遊びをするのは厳しいです。

もちろん、時々はそりで遊んだりかまくらを作ったりして遊ぶこともあります。

小学生くらいになれば友達同士で遊ぶこともあります。

ですが、未就学児のお子さんには大体保護者の方が付き添いますよね。

体を動かさず、ただひたすらお子さんのそばで見ているだけがどれだけ寒くて辛いか!

寒いのではない、痛いんです。本当の寒さは痛い。マイナス5度より寒くなるともう痛いしかありません。

吹雪いてホワイトアウトもありますし、風が強いと体感温度もグッと下がります。(実際の気温がマイナス5度でも体感温度がマイナス15度など)

そんな中、毎日外で遊びましょうというのは大変酷な話です。

だからこそ、室内で身体を動かして遊べる施設というものがあると、本当に有難いのです。

前回は、冬の最低気温がマイナス20度近くになる釧路市にある、釧路市こども遊学館を紹介しました。

今回は青森や東北地方からも北海道新幹線のお陰でとても身近になった函館編をご紹介いたします。

函館で出会った冬でも体を動かして遊べる施設

はこだてキッズプラザ

私自身、小学生の頃に北海道(岩見沢市)に住んでいたことがあり、車での家族旅行で函館山や五稜郭を訪れたことがありました。

青森市からは、津軽海峡フェリーと青函フェリーという選択の他、2016年3月26日に開業した北海道新幹線というルートがあります。

今回は、函館市にあるはこだてキッズプラザをご紹介します。

ユッフィ

真冬なのに裸足で遊んでいても全然寒くありません!

施設詳細

施設名はこだてキッズプラザ(&はこだてみらい館)
住所北海道函館市若松町20番1号 キラリス函館4階(みらい館は3階)
開館時間はこだてキッズプラザ★10:00~18:00(入館は17:30まで)
(はこだてみらい館★10:00~20:00(入館は19:00まで))
休館日※公式サイトにてご確認下さい(変更や臨時追加等あるため)
電話はこだてキッズプラザ★0138-26-7000
(はこだてみらい館★0138-26-6000)
公式サイトhttp://hakodate-miraiproject.jp/
提携駐車場●パラカ函館駅前第1 | 函館市若松町19-9
●函館駅前広場 | 函館市若松町57
●函館市若松町 | 函館市若松町13
※施設利用者は2時間まで無料(両施設共通)
ユッフィ

函館駅からも歩いて行ける距離!すぐ近くにあります!

路面電車の函館駅前駅が見えます

アクセス

※公共交通機関のアクセスについては公式サイトをご覧ください。

入館料(3ヶ月、6ヶ月パスポート含む)

お支払いは当日現金のみ。
振り込み、クレジットカード、各種電子マネーでの決済は行っていないそうです。

はこだてキッズプラザ

生後6か月未満子ども
(6ヶ月以上)
大人
(中学生以上)
当日券無料300円100円
3ヶ月パス 無料 900円300円
6ヶ月パス 無料 1,500円500円

当日券は発券日1回のみ、退場後の再入場は不可。
生後6か月未満は無料入場券が必要。

はこだてみらい館

未就学児小学生
中高生
大人
当日券無料300円
団体券 無料 240円
3ヶ月パス 無料 900円
6ヶ月パス 無料 1,500円

当日券は発券日1回のみ、退場後の再入場は不可。
生後6か月未満は無料入場券が必要。
※未就学児のみでの入場は不可。
団体は20名様以上が対象 ※詳しくは公式サイトの団体利用案内をご確認ください。

はこだてキッズプラザ&はこだてみらい館 2館共通券

未就学児
(6か月未満)
未就学児
(6か月以上)
小学生中高生
大人
当日券 無料300円500円300円
3ヶ月パス 無料900円1,600円1,000円
6ヶ月パス 無料1,500円2,800円1,800円

共通券は3階(はこだてみらい館)と4階(はこだてキッズプラザ)の往復に限り出入り自由。
6ヶ月未満の未就学児は無料入場券が必要。
※はこだてみらい館は未就学児のみの入場は不可。
※函館キッズプラザは大人のみ、子どものみでの入場は不可。

利用する際の注意事項

はこだてキッズプラザ

大人だけ、子供だけの入場は不可です
大人(保護者)1人につき、子ども5人まで入場可能です
飲食は決められた場所、テラスを利用してください
原則として外出はできません

はこだてみらい館

館内は禁煙です
館内に授乳室はありません
飲食は決められた場所、テラスを利用してください
持ち込みは可能ですがゴミは持ち帰りましょう
お子さんの怪我には注意してください

※詳しくは公式サイトの団体利用案内をご確認ください。

ユッフィ

はこだてキッズプラザは全身を使って遊べるので、冬でも体を動かして遊べる貴重な場所です♪

色々な遊具がよりどりみどり

オープン時間すぐに行ったのでほぼ貸し切り状態だった時(2018年)

山・丘・池をモチーフにした大型の複合遊具のひとつです。

後ろに見えるあみあみは巨大ネット遊具

雲の中で遊んでいるような巨大ネット遊具が後ろに見えます。

全身を使って遊べる遊具もたくさんありましたが、他のお子さんも多くなってきたのであまり写真撮るのも良くないかなと思って写真があまり残っていません。

お友達もいなくて私と夫と娘の3人で行きましたが、とても楽しく遊べたようでした。

青森市にもあればいいのですが…

青森市には残念ながら公共としてのこういう室内施設がありません。

未就学児向けの施設はあるといえばあります。(私設でもあります)

でも、小学生も遊べる屋内施設は今のところ作る予定もないようですし、釧路こども遊学館や、はこだてキッズプラザのような屋内で遊べる遊具がある施設が他の地域にはあるという事も、もしかしたら青森市の皆さんはご存じないかもしれません。

三沢市には三沢キッズセンターそらいえという、屋内で遊べる施設が2019年4月にオープンしましたが、ここも未就学児向けの施設といった感じで、小学生が遊べるような場所ではなさそうです。

「青森市 小学生以上 冬の室内 遊ぶ場所」

と調べると、出てくるのはスーパー銭湯のような温泉施設や、雪が積もったら遊べないだろう!という場所が出てきます。

青森県は、子供が少ない、子供の冬の運動不足が顕著、小学生の肥満率が高い、日本一の短命県といったどちらかというとネガティブな部分が目立つ、子育てに向いていなさそうな県です。

こういう点を改善していくのにも予算を使ってもらえたらいいのにな~と思うものの、豪雪地帯で除雪のための費用がかかりすぎるせいなんでしょうか。

子育てに向いていない土地だな、転勤族もすぐ他の地域に転勤希望するだろうなって、残念ながら思います。

まとめ | はこだてキッズプラザはとてもおススメ!

函館に遊びに行った時、観光地巡りは大体終わってしまって「とにかく子供が遊べる場所に連れて行きたいな」と思い、探して見つけた場所でした。

冬ということもあり、函館公園こどものくには休園中でした。

今であれば、摩周丸の見学に行ったりもいいのかな~と思うのですが、小さなお子さんと小学校低学年のお子さんにはとても良い施設だと思います。

両館共通でも、6ヶ月までの未就学児のお子さんは無料ですし、大人料金も付き添い料金という感じでとてもリーズナブルです。

函館から札幌までは、まだ北海道新幹線が開通していないので(2022年現在)特急列車でも片道4時間ほどかかる距離です。
そのため、道南エリアの皆さんや東北方面から函館へ遊びに行くお子さん連れにおススメです。